物質社会を悪者にしてはいけない

最終更新: 10月7日

最近、物質社会を否定する傾向にあります。

2020年は物質社会から精神社会への移行期と言われ、

SNSの投稿などを見ていると、スピ系の投稿がとても増えています。

 

霊性に目覚め、縄文時代に回帰し、

自然の中で人間らしく生きていく..... 競争のない世界

理想のユートピア


弥生時代になって、稲作が始まると

お米をたくさん作った人が地位を高め

土地の奪い合いが始まりました。

 

権力が生まれ、階級が生まれ、

平民の暮らしは貧しく、厳しいものとなったと

認識されてます。

 

でも、果たしてそうだったのでしょうか?

 

どの時代にも、社会に馴染めない人たちはいたはずです。

全ての人間が平等に平和に楽しく暮らす世界

 

全ての人たちが幸せと感じることができる世界は

一体どのような世界なのでしょうか?

 

科学が進歩し、人々の生活に必要であると思われる物が

次々を発明、生産され、今の物質社会ができました。

 

国取り合戦で戦いの連続だった時代から比べ

人々は隣の町との戦いを心配することなく

平和に暮らせているのではないでしょうか?


もちろん、世界には、日本とは異なった事情があります。

まだまだ、戦いが行われ、たくさんの尊い命が失われてます。


だからこそ、国の格差を無くすために、

先進国は後進国への援助を怠らずに行なっているのです。

 

日本はというと、確かに貧富の差があります。

生活に困っている人たちがたくさんいます。

児童虐待や少子化超高齢化など たくさんの問題を抱えています。

 

それでも、私たちは、物質社会の恩恵を受けて

暮らしているのではないでしょうか?


住みにくい世の中になってきていることは

物質社会の問題ではなくて、

その物質社会を人々の幸せな生活に生かすことができていない

私たち自身の問題なのではないでしょうか?


物質社会に甘んじて、努力を怠ったり、

欲のために、他人を傷つけたり、利用したりする

輩がいることが問題なのではないでしょうか?

 

私は精神社会を否定しているわけではありません。

心と体と精神のバランスは、人間にとってとても必要であり、

大切なことだからです。

 

だからと言って、物質社会を否定し、精神社会を求めることは

どうかと思うのです。

 

物質社会から受ける恩恵に感謝し、私欲に振り回されることなく、

周りとのバランスを考慮しながら、いかに平和な世界を作っていくのかが

私たち人間に与えられた使命のように感じます。

 

コロナ禍でますます先が見えなくなってしまった今、

この変動の時代を皆で力を合わせて乗り越えていくためには、

物質社会を否定せず、今に感謝し、精神性を鍛えるべく、

個々がそれぞれ努力する必要があると思います。


物質社会が悪いのではなく、私欲が悪いのです。

物質社会が悪いのではなく、その恩恵に感謝せず、

物質社会に振り回されている人たちが悪いのです。


物質社会の中で、いかに自分を生かし、周りの人たちと調和し、

助け合いながら、共に生きているという姿勢こそ、

縄文時代の人たちから学ぶべきことであると

私は思います。 そもそも、物質社会と精神社会は、繋がっていて

一つであると思うのです。 切り離して考えるから、いい悪いという評価が生まれるのです。

物質社会と精神社会は、意識と無意識が切り離して考えることができないのと同じで

同時に存在し、お互いに影響し合っているのです。




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