受精1/3「卵子と精子」

女性の持っている特性をどのように生かしていくかということは永遠の課題のように思われます。でも、実際は、女性の特性そのものをどれだけ女性が理解しているのかがとてもあやふやではないでしょうか。 昨今、情報は溢れかえり、知っているということがわかっていると勘違いをしやすい環境の中で、今一度、受精の時まで遡り、女性と男性の特性の違い、ホルモンとの関係、そして、脳の構造などを3回に分けて、理論的に学んでみましょう。 第1回目は、卵子と精子についてです。 卵子は全てxで表されます。精子にはxとyがあり、卵子にxの精子が入って受精すれば、卵子は女の子に、yの精子が入って受精すれば、男の子になります。そして、受精した卵は子宮内に着床し、細胞分裂を始めます。 この時、卵子に異物である精子が入るので、母親の体は免疫反応を起こし、異物を排除しようとします。せっかく受精しても、母親のこの免疫によって、着床を拒否され、そのまま育たずに流れてしまう受精卵が、実はとても多いことは、あまり知られていません。 精子は、運動能力のある生殖細胞です。一度に射精される精子の数は2億とも3億とも言われていますが、その99%以上は、子宮にたどり着く前に、酸性度の高い膣内で死滅してしまいます。生き残った精子は、酸から精子を守るアルカリ性の精しょうという液体に守られながら、子宮に到達し、その中でも一番乗りの精子だけが卵子の中に入り、受精することができます。 妊娠するということは、このような戦いを乗り越えてきた受精卵のみが子宮内に着床することによって成り立つのです。 女性の体の神秘性をどれだけ私たち女性がわかっているでしょうか? 女性がわかっていない場合、当然、理解すべき立場の男性がわかることは難しいです。 子どもを作ると簡単に言葉に出してしまいがちですが、実は想像を絶するようなことが女性の体の中で起きているのです。女性がそれをわかり、男性がそれを理解することで幸せな妊娠生活、そして出産、子育てを送ることができるではないでしょうか。 2回目は、受精した時から胎児の運命が決まるという、ちょっと怖いような興味深いようなお話をさせていただきます。 人生100年時代です。私たちがどのようにしてこの世に生まれてきたのかということを理解できると、残りの人生、無駄にしてはいけないなって思いますね。 www.amea-josei.com




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